治療が必要な包茎の状態

包茎とは、男性性器の先端部分が包皮におおわれて露出していない状態のことです。自分で剥くことが出来ないので、排尿や射精もスムーズに行うことが出来ません。無理に性行為をした場合は、挿入時の摩擦により障害を負う危険があります。このために、日常生活において様々な支障が生じるので、健康保険が適用される保険診療を受けることが出来ます。なお、俗にいう仮性包茎という状態は医学的には正常と認識されるので、保険診療での治療の対象外となります。

包茎治療の具体的な内容

包茎治療は、泌尿器科の専門領域で、診察・治療・手術が実施されます。基本的には、包皮の先端部分に外用薬を塗布し、狭い部分を徐々に柔らかくしていき、入浴後の特に柔らかくなっている時に少しずつ剥く練習をします。これを6カ月行うことにより、かなりの確率で改善されることになります。なお、この治療でも状況が改善しない場合は包皮を切開する手術療法が実施されます。大人の場合には日帰りですが、小児の場合は全身麻酔を行うために2泊程度の入院が必要となります。

保険診療による包茎手術

保険診療による包茎手術は、包皮の先端の背面を縦に切開して包皮の輪を広げる背面切開術と包皮を環状に切除する環状切除術があります。背面切開術は傷跡は陰茎の半周程度と少なくて済み、一時的には包皮が変形した様になりますが最終的には軽度の仮性包茎の様な状態となります。一方の環状切除術は仮性包茎を対象とした美容目的の治療で、余剰包皮をなくすという内容です。この環状切除術は自由診療に分類されるので、費用は全て実費となります。

包茎手術をすることで、自信を持つことができるようになったという人も少なくありません。痛みを感じることなく、手術をすることができる場合もあります。

病院で行われる保険診療による包茎治療の内容